2008年04月18日 再会 「やっと会えたね」 言葉は出さないけど 僕は軽く会釈する あなたのなにげない微笑みは 僕を覚えていたから? それとも社交辞令から? 「またお会いしましたね」 このひとことが 切り出せなくて 時間だけが 過ぎてゆく 気がつけば 今日はマスターとでなく 別の隣り合わせた人と 会話が弾んでいるみたい 今日もおきざり 時だけが 失われてゆく 時は流れて 訪れた 突然の再会 嬉しいけれど 僕は惑う 話したいけれど 離れ離れ そして 時計の針だけが 刻まれていく
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